ブログパーツUL5 展覧会始まりました!!!!!!! | 狩野宏明  つぎはぎの奥行き
日々の制作と生活
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展覧会始まりました!!!!!!!



6月10日(金)
フィレンツェのHOTEL AZZI Locanda degli Artistiにて
僕と妻の二人展がオープンしました!!!

結局二人とも制作がギリギリで、
前日の夜中まで制作して開催当日に展示作業という日程でした。
完成していた作品は前日に大家さんが車で会場まで運んでくれました。
本当にお世話になりっぱなし。。。






イタリアの展覧会初日は、夕方からオープンして
シャンパンや軽食を召し上がっていただきながらわいわいと作品を観ていただく
というのが一般的なようで、僕たちの展示も18時からオープンすることに。

というわけで、開催当日の午前中からせっせと展示作業を開始しました。
まずはホテルに普段飾ってある絵を全て取り外して、
空間をもう一度確認し、それぞれの作品を展示する場所を決めていきました。

場所が決まったら絵を掛けていきます。
ギャラリーと違ってテーブルや椅子、棚などの家具が置いてある空間なので
絵は少し高めの位置に掛けております。

妻の絵↑は額縁に入れてあるから釘を打って掛けるだけ。
とても展示作業が楽でした。
さくさく進む。





一方、今回の僕の絵は少し絵が矩形からはみ出していたりして
額縁を使わなかったので、紙の裏にマスキングテープをペタペタ貼って
壁にダイレクトに貼っていくことにしました。
両面テープなどを使うと取り外す際に紙も壁も傷んでしまうので。

このマスキングテープをくるっと丸める作業が地味に時間がかかりました。。。
位置が気に入らなくてやり直すと、もうテープの粘着力がなくなってるっていう。。








今住んでいるアパートで使われずに置いてあった窓の扉。
これも壁に固定して使わせてもらいました。






僕たちが展示作業をしている中
大家さんとホテルのスタッフの方々が
着々とオープニングの準備をしてくださっていました。
当初はシャンパンなどの飲み物だけホテルで準備してもらって、
食べ物は自分たちで準備することになっていたのですが、
結局皆さんのご好意で、全部まかせっきり。
ほんと感謝感謝です!






で、やはり一番の問題だったのが、
アパートの壁いっぱいに紙を貼って描いていたドローイング。





エントランスのこの壁に展示しようと思っていたのですが、
壁に固定してある鏡が全然取り外せない。。。

みんなでドライバーとかを使ってがんばってみたのですが、
かなりしっかり固定されているらしくびくともしませんでした。。。。

他に展示できるスペースもなかったので、
絵の上の方だけ固定して、鏡を覆うように絵を吊るすことにしました。
ホテルの備品のめっちゃ高い脚立を借りて、
上の方からまたマスキングテープでペタペタ。
ドローイングは五つのパーツに分解されているので
それを一つずつ貼っていきました。

作品の全貌が見えてくるにつれて、大家さんが絵を気に入ってくれたらしく
彼の作業に俄然やる気が出てきたのが面白かったです。
イタリア人っぽいw







そしてついに展示完了!!

結構鏡を覆っている部分が出っ張っているんですが、
何故かあまり目立たない。
よかったw

気付けば展示作業が終了したのは夕方5時過ぎ。
本当にギリギリでした。






展示風景はこんな感じです。

エントランス

妻の一番のお気に入りである猫の絵がドーンとお迎えしております。






エントランス正面

ピアノの上に妻の絵。






エントランスから食堂に入ります。
妻は日本から持ってきた作品も何点か展示しています。
彼女もイタリアに来てから、かなり絵が変わりました。






食堂






馬です






妻の

日本で描いた絵です。






備え付けの棚にも
作品がピタッとおさまりました。

妻が描いたカタツムリ。







こちらも備え付けの家具。
台の上と鏡の両脇に
小さなドローイングを展示しています。






螺旋階段

最初にホテルを訪れた時から
この螺旋階段を使って展示したいなあ、と思っていました。
階段を上り下りしながら見る絵。
構想段階から、単なる矩形のものではなく
空間内の移動と呼応した変形画面が浮かんでいました。






水彩、ペン、チャコールペンシルによる作品です。
毎日毎日同じように店を出しては帰っていく露店が
家路へ向かう様子からイメージした絵です。







階段をさらに上ると、最後の作品です。
アパートの窓の扉と、ドローイングを制作しているときに
パレットとして使っていた小さな紙たちを使って作った作品です。
日々の制作の中で副次的に残されていた筆致の集合が、
アパートの窓と同じ大きさの面積から外に漏れ出していくところです。






二階から見るとこんな感じ。
この作品は、インクや墨でドローイングを続ける限り
増殖していきます。
でもこのパレットを作品にしようと思ったきっかけは、
何もミニマルな行為の集積といったことに興味があったわけでなく、
手元に残されたパレットがたまたま黒い炎に見えたという
イメージの変容が重要であったので、
そういう意味で自分は何処まで行っても具象画家だと言えます。








やっと展示し終わった〜、とほっとしたのもつかの間。

もろもろこまごましたことを準備しているうちに、
あっという間にオープンの時間に。

学校の先生方や友人、ホテルに宿泊している方などが
続々と来てくれました。

正直、オープニングといっても
どれだけの人が来てくれるものか、かなり心配だったのですが、
始まってみれば次から次へと、DMを見てふらっといらして下さった方もいて、
とても嬉しかったです。





大家さんがシャンパンを開けてアペリティーヴォが始まってからは
さらにわいわい。

来る人来る人にお礼を言いながら会場を回った後は
ずっと質問攻め。。。
こちらの人は、とにかく自分の感想をはっきり言ってくれるし、
作品についていっぱい質問してくれます。
まだまだつたないイタリア語ですが一生懸命答えさせていただきました。

英語で質問されるのが一番困りますね。。。
もう完全にイタリア語しか出てこない。。。。

まあ、イタリア語も片言ですが、少しずつでもコミュニケーションが取れるように
なってきたというのは、とても嬉しいことです。






オーストラリアから旅行にいらっしゃったご夫婦。
妻の絵に魅入っております。






パーティーの最中には、
ホテルのスタッフの方がなんとピアノを弾きながら
オペラを熱唱!
学校でピアノと歌を学んだそうです。
まじでうまかった。。。

大家さんもジャズミュージシャンだというのは聞いていましたが、
スタッフの方の話によると、実は大家さん、ちょっと前までテレビや
ラジオにも出演していたコメディミュージシャンなんだとのこと。
知らなかった。。。

そう言われてみれば、ホテル自体も独特な雰囲気だし、
スタッフの皆さんもどこか個性的な方々な気が。
だからLocanda degli Artisti(芸術家の安宿)っていう名前なのかな。






とにかく無事に展示もできたし、
オープニングも最高だったし、
大家さんをはじめ、ご協力いただいたスタッフの方々、
初日から見に来て下さった方々に心からお礼を申し上げます!

展覧会は1カ月、7月10日まで開催しています。
この期間フィレンツェにいらっしゃる方、
ぜひぜひお越しください!!

よろしく願いたします。


LA  PERSONALE DI HIROAKI KANO e TSUBASA FUKUZAKI

presso la Locanda degli Artisti

via Faenza 56  Firenze  Italia

la mostra resterà aperta fino al 10 luglio


イタリア comments(4) trackbacks(0)
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Comment








> yui koyanagiさん
ありがとう!
日本でもぜひ展示したいと思っているので、
そのときはよろしく!
from. 管理人 | 2011/06/15 18:47 |
こんにちは、実際に伺えなくてすごくすごぉく残念です!!
螺旋階段とパレットの構成がおもしろくて、でもこの場所じゃないと見れないんですね(>■<*)
from. yui koyanagi | 2011/06/15 05:29 |
> 干ミカンさん
気になりますか!
ぜひいつか日本でも発表できるといいのですが。

たくさんの方が見に来て下さり、とても素敵なオープニングとなりました。
from. 管理人 | 2011/06/13 19:14 |
超見に行きたい〜!
階段の露店が家路へ向かう作品が気になる…!
from. 干ミカン | 2011/06/12 22:36 |
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